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渋谷区代々木の歴史的な地名として『代々木』とは、旧代々木村一帯のことです。東は明治神宮、西は高級住宅街の大山町（某アパレルメーカ、ユニ○クロの邸宅）、北は甲州街道、南は政財界の方や総理大臣私邸がある富ヶ谷や上原に囲まれた地域が該当する。代々木郵便局や代々木上原、代々木八幡宮などがあり、現代でもこれら地域全体が「代々木」として認識されることが多い。

代々木駅は1906年（明治39年）に開業し、旧代々木村ではなく旧千駄ヶ谷の区域にあるが、開業当時旧代々木村の町域には路線・駅がなかったことから、「代々木駅」と名づけられた経緯があリます。

「代々木」の由来は諸説あるが、明治神宮の御苑東門の近くにモミの大木が代々あったことからとされています（明治神宮にも由来の看板があります）。大木は高さ54メートル、幹の周囲は11メートルと推定され、江戸時代から旅人の目印として有名な大木だったが、明治中期に枯れ、1945年5月の空襲で米軍機が樹上に墜落し焼失したしとしるされています。

周辺の環境は住宅町が大半を占め、北より、甲州街道沿いには文化服装学院や文化学園大学などがあります。住居表示実施以前には、町域の大半が「代々木山谷町」でもありました。